部屋探しの際、日中家にいることが多い方や子供がいる家族から人気の角部屋。
ただ、ネット上の口コミ・評判や仕事の辛さなどから「角部屋はやめたほうがいい」と言う声も多いです。
そこで本記事では、角部屋をやめたほうがいい理由ややめたほうがいい人の特徴、やめたほうがいい角部屋の特徴などを紹介します。
「角部屋はやめたほうがいい?」と疑問に思っている方は、ぜひ最後まで読んで、今後の参考にしてみてください。
角部屋をやめたほうがいいと言われる11個の理由・デメリット
ここでは、角部屋をやめたほうがいいと言われる理由を紹介します。
- 窓が多いため、家具の配置が難しい
- 騒音が聞こえやすい
- 気温の影響を受けやすい
- エアコンが効きづらい
- 結露が発生しやすい
- 中部屋より家賃が高め
- 隣の建物や道路からの視線が気になる
- 防犯に不利
- 物件数がそもそも少ない
- 部屋の形状が変則的なことがある
- 風水的に霊道になりやすい
それでは、詳しく見ていきましょう
窓が多いため、家具の配置が難しい
角部屋は窓が2面以上あることが多く、中部屋よりも窓の数が多いです。
そのため、家具の配置が難しく、思い通りに部屋をカスタマイズするのが難しいです。
例えば、ある場所に家具を置こうと思っても、近くに窓がある場合、窓の開閉の邪魔になることや換気の弊害になってしまいます。
したがって、角部屋に住む場合、家具の配置を考えることに苦労する可能性が高いです。
騒音が聞こえやすい
角部屋はどちらか一方は部屋が隣にないため、隔てるものが壁しかなく、外の音が入ってきやすいです。
駐車場の近くや大通りに面している場合、騒音が気になることが多くなる可能性があります。
気温の影響を受けやすい
角部屋は中部屋と比較して窓の数が多いため、外の気温の影響を受けやすいです。
例えば、冬の場合は外から寒い空気が入ってきやすいので、部屋の中は寒く感じやすく、夏の場合は熱気が窓から入ってくるため、部屋の中は暑く感じやすいでしょう。
エアコンが効きづらい
角部屋の窓の多さは、エアコンの効きづらさにもつながります。
エアコンで部屋の温度を調節したとしても、窓からエアコンの冷気や暖気が漏れてしまうため、エアコンで適温にするのは難しいです。
また、エアコンの稼働率が増えることで光熱費が上がってしまうこともデメリットと言えます。
結露が発生しやすい
角部屋の窓は外気と接しているため、室内と室外の温度差が大きくなり、結露が発生しやすいです。
結露がついた窓をずっと放置した場合、カビの原因にもなりうるので、窓に結露がついた場合は定期的に拭き取る必要があります。
中部屋より家賃が高め
角部屋は中部屋よりも家賃が高いです。
具体的に見てみると、角部屋は中部屋よりも2000円から4000円程高いことがわかります。
少しでも家賃を抑えたい場合は、角部屋に住むのは向かないです。
隣の建物や道路からの視線が気になる
都心のアパートやマンションの場合、建物同士が密集することが多く、角部屋であれば隣の建物から部屋の中が見えてしまう距離にあります。
また、大通りの近くの場合、人の視線が気になる人もいます。
角部屋に住む場合は、部屋の中が見えないようにカーテンやレースをしっかりとつけるようにしましょう。
防犯に不利
角部屋は廊下の突き当たりにあるため、人の目が届きにくく、防犯上あまりよろしくありません。
空き巣でよく狙われる部屋と言えるので、しっかりと防犯対策は意識したほうがいいです。
物件数がそもそも少ない
中部屋と比較して、角部屋は物件の数がとても少ない上に人気があるので、探すのに苦労します。
角部屋を希望する場合は、入居希望日の1ヶ月半前から2ヶ月前に物件を探す必要があります。
部屋の形状が変則的なことがある
角部屋は建物の形状による影響を受けやすいため、部屋の形が変則的になりやすいです。
例えば、中部屋の場合は四角形の部屋が多いですが、角部屋の場合は四角形ではない部屋の方が多く存在します。
先ほど家具の配置のことを書きましたが、部屋の形状が変則であることによって、部屋のスペースを上手く活用できず、思うように家具を置けないことも出てくるでしょう。
風水的に霊道になりやすい
角部屋は風水的に霊道になりやすく、避けたほうがいいです。
角は風水では鬼門と捉えられていて、部屋に悪い気を呼び込むと言われています。
悪い気が部屋に入り込むと、日常的に喧嘩が絶えなくなったり、運気を下げる結果に。
スピリチュアルな要素満載ですが、日常的に占いや運気などが気になる方は角部屋を選ぶのはやめたほうがいいかもしれません。
角部屋をやめずにやってしまった体験談
やめたほうがいい角部屋の4つの特徴
ここでは、やめたほうがいい角部屋の特徴を紹介します。
- 通りに面している
- 物件の共用部が近くにある
- 1階の部屋
- 最上階の部屋
それでは、詳しく見ていきましょう。
通りに面している
通りに面している角部屋はやめたほうがいいです。
理由は、車道を通る車の騒音や通行人の視線が気になることが多いためです。
また、角部屋は窓の数が多いので、より騒音や通行人の視線が気になるかもしれません。
物件の共用部が近くにある
共用部とは、以下の通り。
壁、支柱、屋根、基礎などの躯体・構造部分
ホームズ
エントランス、共用廊下、階段、エレベーターホール、機械室、車庫など専有部分に属さない建物部分
バルコニーやベランダ、メーターボックス、パイプスペースなど
建物の付属部分(エレベーター設備、電気設備、給排水設備、インターネット通信設備など)
管理人室、集会室など性質上共用部分とみなされるもの
上記に該当する場所に近い角部屋は、人の行き来が多くなるので、心休まらない日々が続く可能性があります。
共用部に近い角部屋はやめておくほうがいいでしょう。
1階の部屋
1階の角部屋は、セキュリティやプライバシーの観点から注意が必要です。
角部屋が1階に位置すると、空き巣や通行人の視線の問題が生じやすく、防犯上のリスクが高まります。
また、角部屋は窓の数が多く設計されていることも多いため、中部屋より窓から空き巣が入るリスクも高いです。
最上階の部屋
最上階の角部屋は屋根に近いため、中部屋よりも外の気温が影響しやすく、夏は暑さに冬は寒さに悩まされる人が多いです。
部屋の快適な温度を保つために、エアコンの稼働時間が増え、光熱費が上がるのもやめたほうがいいと言われる理由の1つです。
角部屋をやめたほうがいい人の3つの特徴
ここでは、角部屋をやめたほうがいい人の特徴を紹介します。
- 家賃を抑えたい人
- 家具の配置を自分の好きなようにしたい人
- 防犯面で心配したくない人
それでは、詳しく見ていきましょう。
家賃を抑えたい人
家賃をできるだけ抑えたい人は、角部屋はやめたほうがいいです。
角部屋と角部屋以外の部屋の料金を比較すると、2000円から4000円程料金が変わることがわかります。
1年で換算すると24000円から48000円の差になるため、少しでも節約したい人は角部屋以外がいいです。
家具の配置を自分の好きなようにしたい人
角部屋は窓の数が多い傾向にあるため、家具の配置に制限がかかります。
自分の好きな場所に家具を配置したい場合は、角部屋は向いていません。
防犯面で心配したくない人
防犯面を重視したい人は角部屋はやめたほうがいいです。
通行人や隣近所から視線を感じることや場合によっては部屋の中が見えてしまうこともあるため、空き巣や犯罪のリスクが高まります。
特に女性は角部屋をやめたほうが無難と言えるでしょう。
角部屋に向いている人の4つの特徴
ここでは、角部屋に向いている人の特徴を紹介します。
- 音に敏感な人
- インドアな人
- 小さな子供がいる人
- ペットを飼っている人
それでは、詳しくみていきましょう。
音に敏感な人
角部屋であっても道路や工事現場の近くの場合、騒音に悩まされることもありますが、基本的に音に関してはそこまで心配はありません。
特に日常的に隣人の部屋の音に悩まされている人は、角部屋であれば片方の壁側に部屋がないため、隣人の音はそこまで気にならなくなるでしょう。
インドアな人
長い時間部屋の中にいるインドアな人は角部屋が向いています。
角部屋のデメリットとして挙げた「防犯面」は、家に住人が長い時間いることで、防犯対策につながります。
角部屋のデメリットを補完するという意味で、インドアな人は角部屋を選ぶのがいいです。
小さな子供がいる人
中部屋の場合、両隣に部屋があるため、小さな子供がいる方だと子供の泣き声や足音が響きやすく、迷惑をかける可能性があります。
逆に角部屋であれば、音が響きにくいため、他の部屋に子供の泣き声や音で迷惑をかけることが少ないでしょう。
ペットを飼っている人
「小さな子供がいる人」で説明した通り、角部屋であれば音が他の部屋に響きづらいです。
そのため、ペットの鳴き声や足音で隣の部屋に迷惑をかけることは少ないでしょう。
角部屋にすればよかったと言われる4つの理由・メリット
ここでは、角部屋にすればよかったと言われる理由・メリットを紹介します。
- 隣の部屋の生活音による騒音トラブルが少ない
- 日当たりと風通しが良好
- 玄関前を他の住人が通ることがほぼない
- 中部屋よりも広く作られていることがある
それでは、詳しく見ていきましょう。
隣の部屋の生活音による騒音トラブルが少ない
角部屋は廊下の突き当たりに位置する部屋になるため、片方の壁側には部屋がありません。
中部屋の場合は、両サイトに部屋が隣り合っているので、隣人の生活音による影響を受けやすいです。
反面、角部屋の場合は片方の壁側に部屋がない分、隣の部屋の生活音に悩まされることは少ないでしょう。
日当たりと風通しが良好
角部屋は中部屋よりも窓の数が多く設計されていることが多く、日当たりや風通しがとてもいいです。
快適な住まいで過ごしたい方や家の中で過ごすことが多い方におすすめになります。
玄関前を他の住人が通ることがほぼない
角部屋は廊下の隅に位置しているため、住人や配達の人の行き来が少ないです。
例えば中部屋の場合、自分の部屋に用がない時でも家の前を通ることがどうしても多くなります。
一方、角部屋であれば基本的に自分の部屋に用がある人しか前を通らないので、人の足音などは気にならないでしょう。
中部屋よりも広く作られていることがある
設計上、中部屋よりも角部屋の方が占有面積が広いことが多いです。
理由としては、角部屋は中部屋と比較して部屋の形状が変則的になることが多いためです。
ただ、変則的であることから、部屋の面積がむしろ狭いケースや形状が歪で家具が思うように置けないといったケースもあります。
角部屋を探すときに気を付ける5つのポイント
ここでは、角部屋を探すときに気を付けるポイントを紹介します。
- 窓の位置
- 部屋の位置
- 周辺環境
- 窓からの景色
- 部屋の形
それでは、詳しく見ていきましょう。
窓の位置
角部屋を探すときは窓の位置に注意しましょう。
特に窓がどの方角にあるのかが大事で、それによって日当たりの良さが変わってきます。
一番ベストなのは、南の方角に窓がある場合です。
窓が南側にある場合は、日当たり良好で快適な生活を送ることができます。
部屋の位置
角部屋がどこに位置しているのかも重要です。
例えば、以下の近くに角部屋がある場合、防犯や騒音などに注意する必要があります。
- エレベーター
- 階段
- 駐車場
- 道路
また、アパート同士が隣接していないかどうかも非常に大事です。
周辺環境
角部屋を選ぶ上で周辺環境も大事な要素になります。
例えば、以下を意識して選ぶことが必要です。
- 電灯が少なくないかどうか
- コンビニやスーパーなどが近くにあるかどうか
- バスや駅が近いかどうか
- 人通りが多いかどうか
周辺環境次第で角部屋で住めるかどうかも決まってくるので、周辺環境を意識することも非常に重要です。
窓からの景色
窓を開けた時の景色も住環境に影響します。
例えば、窓を開けた時に「快晴の青空が見える景色」と「建物ばかりで何も見えない景色」では気分が全く違います。
快適に過ごすためにも、内見時に窓を実際に開けてみて、どのような景色が見えるのかしっかりと確認するのがいいでしょう。
部屋の形
角部屋は部屋の形が変則的になりやすく、場合によっては家具の配置が難しくなることや生活環境が悪くなってしまう可能性があります。
こちらも内見時に実際に現地まで足を運んでみて、自分が納得する部屋の形なのかどうかを確認するのがいいです。
角部屋で快適に過ごすための4つのポイント
こちらでは、角部屋で快適に過ごすためのポイントを紹介します。
- 隣人の部屋がある方に家具を配置する
- 防犯・防音対策をしておく
- 結露対策をしておく
- 隣の建物や道路からの距離を確認する
それでは、詳しくみていきましょう。
隣人のお部屋がある方に家具を配置する
家具を配置する場合は、部屋のある壁側に配置するのがいいです。
なぜなら、家具が防音の役割を果たして、生活音が隣まで漏れるのを防ぐからです。
逆に隣から聞こえてくる生活音もしっかりと防いでくれます。
防犯・防音対策をしておく
角部屋は、中部屋と比較して防犯や防音面で注意する必要があります。
例えば、防犯面について言うと、窓の数が他の部屋よりも多いことから、以下の点を意識しましょう。
- 外出時は忘れず戸締まりをする
- 窓ガラスが割れるのを防ぐフィルムを貼る
- 防犯カメラやセキュリティセンサー(ダミー)をつける
防音面に関しては、窓の隙間に音漏れを防ぐテープを貼るのが効果的です。
結露対策をしておく
角部屋は外気に当たりやすいので、室温と気温の温度差が生じやすく、窓に結露がつくことが多いです。
幸い、他の部屋と比較して窓の数が多く設計されているアパートやマンションが多いため、こまめな換気を徹底することを意識しましょう。
隣の建物や道路からの距離を確認する
角部屋で快適に過ごすためには、隣の建物や道路からの距離を確認することも重要になります。
建物や道路からの距離が近い場合、騒音や防犯面で注意が必要となるので、建物の周辺環境の確認やセキュリティ対策は欠かせません。
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まとめ:角部屋をやめたほうがいいかどうかは自分次第
本記事では、「角部屋をやめたほうがいいと言われる理由」について紹介しました。
「騒音に悩まされる」「防犯面で心配」「家賃が高い」などの理由から、「角部屋はやめたほうがいい」という声が多いです。
角部屋をやめたほうがいいかどうかを判断する上で、以下の点が重要です。
- 通りに面しているかどうか
- 物件の共用部が近くにあるかどうか
- 1階または最上階の部屋かどうか
上記3つをしっかりと頭の中に入れて、角部屋をやめたほうがいいかどうかを判断します。
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