他のバイトと比較して時給が高いことからお金稼ぎに最適なパチンコバイト。
ただ、「重労働」「長く働けない」「イライラしている人が多くクレームが多い」「パチンコ市場が衰退傾向」などから「パチンコバイトはやめたほうがいい」という声もあります。
そこで本記事では、パチンコバイトはやめたほうがいい理由ややめたほうがいい人の特徴、逆にパチンコバイトが向いている人や安全で働きやすいパチンコバイトの選び方などを紹介します。
「パチンコバイトはやめたほうがいい?」と疑問に思っている方は、ぜひ最後まで読んで、今後の参考にしてみてください。
パチンコバイトをやめたほうがいいと言われる7つの理由
ここでは、パチンコバイトをやめたほうがいいと言われる理由を紹介します。
- 重労働
- 長く続けられない
- 音がすごくうるさい
- イライラしている人が多くクレームが多い
- スキルが付かない
- 世間体が悪い
- パチンコ市場自体衰退している
それでは、詳しく見ていきます。
重労働
パチンコバイトはとても重労働で肉体的な疲労が溜まりやすいです。
理由としては、以下の通り。
- 立ち仕事がメイン
- ドル箱を複数運ぶ
特にドル箱を運ぶのが結構重労働で、人によっては身体を痛めたりしてしまう人も多いようです。
パチンコバイトをする場合は、身体への負荷がかかることを覚悟しておかないといけません。
長く続けられない
パチンコバイトは離職率が高く長く続けられません。
理由は、肉体的にも精神的にも負荷がかかりやすい仕事だからです。
これについては統計にも現れていて、パチンコ業界の離職率はメルズジョブによると40%に上ります。
離職率の高さを見ても、長く働き続ける仕事ではないことがわかり、「パチンコバイトはやめたほうがいい」と考える1つの理由と言えるでしょう。
音がすごくうるさい
実際にパチンコ店に入ったことがある人はご存知かと思いますが、パチンコの店舗内はとにかくうるさい。
お店に流れているBGMやパチンコ台の音楽などがあなたの耳を壊しにかかります。
パチンコを打つお客さまであれば、いつでもお店から出ることができますが、パチンコバイトでお仕事をする場合はそうはいきません。
長い時間うるさい環境の中仕事をしないといけないので、中には耳がおかしくなってしまう人もいます。
騒音慣れしていない人やうるさい環境が苦手な人は、パチンコバイトをするのはやめたほうがいいです。
イライラしている人が多くクレームが多い
パチンコバイトのお仕事の1つに「クレーム対応」があります。
パチンコは基本的に負けるようにできているので、うまく玉を稼げなかった人が大半で、イライラしていることが多いです。
そのため、スタッフにイチャモンやクレームをつけて、ストレス発散するお客さんが後を絶ちません。
こういったお客さんに対して上手く立ち回れない人は、パチンコバイトはやめたほうがいいでしょう。
スキルが付かない
パチンコバイトをやったからといって、将来性のあるスキルがつくかというとそうではありません。
強いていうなら、コミュニケーションスキルがつくぐらいですかね。
基本的に単純作業がメインで頭を使う仕事ではないので、スキルアップには不向きな仕事になります。
世間体が悪い
家族や友人に「パチンコでバイトをしている」と言うと、嫌な顔をされるケースが多くあります。
実際にパチンコに対して以下のようなネガティブなイメージを持っている人がいます。
・ギャンブル性が強い
https://www.syaanken.or.jp/wp-content/uploads/2012/05/g1531001.pdf
・社会に悪影響を与えている
・不健全
こういったイメージからパチンコバイトに対して、あまりいい顔をされないことが多いです。
パチンコ市場自体衰退している
パチンコ市場は年々縮小傾向にあります。
このまま行くと、数十年後にはさらにパチンコ市場が衰退し、なくなってしまう可能性もあります。
当然、市場が縮小することでその分労働力は必要なくなるため、突然クビになることがあるかもしれません。
また、お金を落とす人が減ることから、今は時給が高いバイトだったとしても、将来的にはお金を稼げない業界に成り下がることも考えられます。
そして、市場が縮小している業界で働くと、労働環境も悪くなるため、さまざまな面で負担が増えます。
このような理由から、「パチンコバイトはやめたほうがいい」という声もあります。
パチンコバイトをやめたほうがいいと考える人の体験談
パチンコバイトをやめたほうがいい人の4つの特徴
ここでは、パチンコバイトをやめたほうがいい人の特徴を紹介します。
- たばこのにおいや空気の悪いところが苦手な人
- 耳が弱い人
- クレーム対応で疲弊したくない人
- 世間体を気にする人
それでは、詳しく見ていきます。
たばこのにおいや空気の悪いところが苦手な人
たばこのにおいや空気の悪いところが苦手な人は、パチンコバイトをするのはやめたほうがいいです。
2020年4月1日に改正健康増進法が全面施行されたことで、パチンコ店内でタバコを吸うことが原則禁止になりました。
以前は、店内でタバコを吸うことは禁じられていなかったので、今以上にタバコの匂いが蔓延し、人によっては空気が悪いと感じる環境でした。
その時と比較すると、クリーンな環境にはなったものの、店舗によっては加熱式タバコの喫煙スペースを設けているところもあり、タバコの匂いが苦手な人は働きづらいと言えるでしょう。
耳が弱い人
ここで言う耳が弱いというのは、爆音で流れる店内のBGMやパチンコ台の音楽に耐えられないと言うことを意味します。
パチンコの店舗内はさまざまなところから音が爆音で流れているので、そういった環境に慣れていない人や苦手な人は、パチンコバイトはやめたほうがいいでしょう。
クレーム対応で疲弊したくない人
パチンコはギャンブル(賭け事)になるため、勝つ人もいれば負ける人もいます。
そして、パチンコの還元率は約85%なので、普通にやれば損をするように作られています。
つまり、負けてお金を失う人の方が多いわけです。
なので、ストレスを溜めているお客様やスタッフや周囲に当たり散らすお客様もいます。
このような環境なので、必然的にクレームも多くなり、しっかりと対応する必要があります。
ある程度クレーム耐性を持っている人であればやり過ごすことは可能ですが、そうではない人はパチンコバイトはやめたほうがいいでしょう。
世間体を気にする人
世間が抱くパチンコに対するイメージを再度見てみましょう。
・ギャンブル性が強い
https://www.syaanken.or.jp/wp-content/uploads/2012/05/g1531001.pdf
・社会に悪影響を与えている
・不健全
このようなイメージを抱いている人が大半なので、世間体を意識してバイト選びをするのであれば、パチンコバイトはやめたほうがいいです。
パチンコバイトが向いている人の4つの特徴
ここでは、パチンコバイトが向いている人の特徴を紹介します。
- とにかく時給単価を重視する人
- 肉体労働や接客が得意な人
- においや音が気にならない人
- メンタルが強い人
それでは、詳しく見ていきます。
とにかく時給単価を重視する人
理由は後述しますが、パチンコバイトの時給は他のバイトと比較しても高めに設定されています。
仕事内容というよりお金を重視したい方におすすめのバイトです。
肉体労働や接客が得意な人
パチンコバイトでは、パチンコ台運びや清掃といった肉体労働、お客様とのコミュニケーションや時にはクレーム対応などが求められます。
そのため、自分の身体やコミュニケーション能力に自信のある人は、パチンコバイトに向いています。
においや音が気にならない人
パチンコ屋といえば、店内の音の大きさやタバコの匂いの2つのイメージが強いのではないでしょうか。
タバコの匂いに関しては、2020年4月1日に改正健康増進法が制定されたことで、以前よりもマシにはなったものの、全くなくなったわけではありません。
店内の音に関しては昔と今でそこまで変化はないので、ある程度耐性が必要と言えます。
他のバイトと比べても、非常に特異な環境で働くことになるため、環境適応能力が高い人はそつなくこなせるでしょう。
メンタルが強い人
先ほども書いたように、パチンコはギャンブルに該当するので、お客様の中には負けて虫の居所が悪い人もいます。
そのため、スタッフに対して「この台は全然当たらない」などといったクレームや八つ当たりを受けることがあります。
そういったことに対してしっかりと対応できる人やメンタルがやられない人であれば、パチンコバイトは向いているでしょう。
パチンコバイトはなぜ時給が高い
パチンコバイトは、他のバイトと比較しても時給は高めに設定されています。
理由としては、以下の3つです。
- 精神的肉体的に大変な仕事だから
- パチンコに対するネガティブなイメージがあるから
- お金が儲かっているから
「とにかくお金を稼ぎたい」という人には最適なバイトかもしれませんが、その分色々とハードであることは認識しておいた方がいいです。
パチンコバイトやパチンコの正社員の離職率が高い理由も上記の3つからになります。
安全で働きやすいパチンコバイトの選び方
ここでは、安全で働きやすいパチンコバイトの選び方を紹介します。
- 福利厚生が充実している
- 従業員や店内の雰囲気が良い
- パーソナルシステムを導入している
- メダルの自動補充、自動回収機能を導入している
- 清掃スタッフを雇っている
それでは、詳しく見ていきます。
福利厚生が充実している
まずは福利厚生が充実しているかどうかを確認しないといけません。
福利厚生には、「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2種類があります。
具体的には、以下の通り。
法定福利厚生
健康保険料
介護保険料
厚生年金保険料、
労働保険料(雇用保険料・労災保険料)
子ども・子育て拠出金
障害者雇用納付金
法定補償費など法定外福利厚生
https://www.dlri.co.jp/pdf/dlri/04-20/2003_9.pdf
種類 例
住宅 社宅、家賃補助、住宅ローン補助など
健康・医療 人間ドックやスポーツジムの補助など
育児・介護 保育施設設置やベビーシッター補助など
業務・職場環境 社内食堂やカフェの設置、マッサージ利用、昼食の補助など
休暇 リフレッシュ休暇、映画半休、学び休暇など
文化・体育・レクリエーション レジャー施設や宿泊施設の利用補助、スポーツ活動や文化サークル活動・イベント開催の補助など
財産形成 財産形成貯蓄、持株会、確定拠出年金制度、確定給付企業年金制度など
慶弔・災害 結婚祝い金、災害見舞金など
見方は、「法定福利厚生」は最低限備わっているもので、「法定外福利厚生」でどれくらいの数が備わっているかどうかという感じですね。
「法定外福利厚生」が備わっている数が多ければ多いほど、ホワイトな企業と言えます。
求人票によっては、「福利厚生完備」と謳ってはいるものの蓋を開けてみたら「法定外福利厚生」が何もないということもあるので、慎重に精査しないといけません。
従業員や店内の雰囲気が良い
パチンコバイトに限らず、その職場の人たちや雰囲気に馴染めるかどうかも大事です。
実際に下見をしたり足を運んだりして、従業員の属性や店内の雰囲気を感じ取ってみるといいです。
パーソナルシステムを導入している
パーソナルシステムが導入されているパチンコ店であれば、各パチンコ台で玉の数が計算されるため、ドル箱を運ぶ必要がなくなります。
ドル箱運びは、数ある仕事の中でも非常に負荷がかかる仕事であるため、パチンコ店で働くのであれば、パーソナルシステムを導入している店舗がいいでしょう。
探し方としては、以下のサイトの検索窓に「パーソナルシステム」と入れて検索すると、導入している店舗が探せます。
ぜひ参考にどうぞ。
メダルの自動補充、自動回収機能を導入している
パチスロ(スロット)台はメダルがなくなると、店員さんが補充するまで再開することができません。
そのため、パチスロ(スロット)台が無くなるたびに店員さんがそこに出向いて、メダルを補充する必要があります。
もちろん、メダルが何らかのエラーで詰まってしまった場合も同様です。
ただ、店舗によっては自動補充機能や自動回収機能付きの台があるので、そのような店舗で働くことができれば、この仕事をしなくても問題ありません。
清掃スタッフを雇っている
清掃スタッフを雇っているパチンコ店であれば、清掃作業をバイトがしなくても良くなるため、負担が減ります。
清掃作業も地味に大変で、特にパチンコ店は客層が悪いので、他のトイレよりも汚くなってしまいがちです。
中には、トイレにタバコが投げ入れられたり飲み物が流し込まれている時もあるので、処理がとても大変。
なので、清掃作業がないだけでも結構バイトの負担は減りますね。
パチンコバイトをやめたほうがいいと考えている人からよくある質問
最後に「パチンコバイトをやめたほうがいい」と考えている人からよくある質問を紹介します。
パチンコバイトは陰キャでもできますか?
はい、パチンコバイトは性格やタイプによらず、多くの人が働くことができます。陰キャでも、接客や業務において適切な指導を受ければ、十分に業務をこなすことができます。
パチンコバイトは顔採用がありますか?
パチンコ業界全般に言えることですが、一部の店舗では外見や容姿を重視する傾向がある場合がありますが、それが全ての店舗であるわけではありません。一般的には、コミュニケーション能力や業務適性を重視することが多いです。
パチンコバイトで女性が働くのは危ないですか?
パチンコ店での仕事自体にはリスクがあることを理解する必要がありますが、危険性が高いと一概に言えるわけではありません。安全対策や労働環境の改善が進んでいる店舗も多くあるので、まずは働きたい店舗に足を運んで店や従業員の雰囲気を感じ取ってみるのがいいです。
パチンコバイトは離職率が高いですか?
パチンコ業界全体での離職率は一般に高い傾向があります。要因は、業界の特性や労働条件、厳しい労働環境が挙げられます。ただし、店舗によっては働きやすい環境を整えているところもあります。
パチンコバイトはやめたほうがいいと考えている人が次のするべきこと
「パチンコバイトをやめたほうがいい」と考えている人は、以下の求人サイトの利用して、別の職種のバイトを探すのがいいです。
具体的には、以下の通り。
求人を探す際は1つのサービスに依存するのではなく、複数の求人サイトに登録していろんな求人に触れるようにしましょう。
ブラック求人の判別能力がつきますし、求人の選択肢が増えるので、自分に合った職場を見つけられる可能性が高まります。
アルバイトEXやマッハバイトのように条件を満たせばお祝い金がもらえるので、正直登録しないと損ですね。
もらえるものはもらっておきましょう。
まとめ:パチンコバイトをやめたほうがいいかどうかは自分次第
本記事では、「パチンコバイトをやめたほうがいいと言われる理由」について紹介しました。
「重労働」「長く続けられない」「音がすごくうるさい」などの理由から、「パチンコバイトをやめたほうがいい」という声が多いです。
パチンコバイトをやめたほうがいいかどうかを判断する上で、以下の点が重要です。
- コミュニケーション能力があるかどうか
- 時給単価を最優先したいかどうか
- 精神的肉体的にタフかどうか
上記3つをしっかりと頭の中に入れて、パチンコバイトをやめたほうがいいかどうかを判断します。
パチンコバイトをやめたほうがいいと考えている方は、求人サービスを利用して自分にあったバイトを探しましょう。
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