家賃が安くて学生や20代前半の社会人から人気のワンルーム。
一方で「玄関から部屋が見える」や「部屋やキッチンが狭い」などを理由に「ワンルームはやめたほうがいい」と言う声もあります。
そこで本記事では、ワンルームをやめたほうがいい理由ややめたほうがいい人の特徴、ワンルームのメリットや向いている人の特徴などを紹介します。
「ワンルームはやめたほうがいい?」と疑問に思っている方は、ぜひ最後まで読んで、今後の参考にしてみてください。
ワンルームはやめたほうがいいと言われる7つの理由・デメリット
ここでは、ワンルームはやめたほうがいいと言われる理由・デメリットを紹介します。
- 玄関から部屋が見える
- 料理の匂いが充満する
- ユニットバスが多い
- 部屋やキッチンが狭い
- 冬は隙間風が入りやすく寒い
- 収納スペースが狭い
- 複数人で過ごしづらい
それでは、詳しく見ていきます。
玄関から部屋が見える
ワンルームの間取りは仕切りが設けられていないため、玄関から部屋の中が見えてしまうことがあります。
そのため、セキュリティやプライバシーの観点でやめたほうがいいと考える人が多いです。
特に宅配や荷物を受け取る時に注意が必要で、部屋の中を見せたくない人は仕切りやカーテンを設置して、見えないように対策する必要があります。
料理の匂いが充満する
ワンルームの部屋は仕切りが設けられていないため、料理の匂いが充満しやすいです。
仕切りが設けられている1Kであれば、キッチン内に匂いを閉じ込めることができますが、ワンルームはそれができません。
食べ物や料理の匂いが部屋中に漂うのを避けたい場合は、ワンルームの間取りはやめたほうがいいでしょう。
ユニットバスが多い
ワンルームは部屋の数が限られているので、バスとトイレが同じ部屋にあるユニットバスが設けられていることがほとんどです。
物件選びの条件として、ユニットバスかどうかを重視する人が多く、これについては統計にも現れています。
HOMESの調査によると、物件選びの希望条件として30%以上の方が「バスとトイレは別」を挙げています。
そのため、ユニットバスが多いワンルームはやめたほうがいいと言う声が多々あります。
部屋やキッチンが狭い
ワンルームの占有面積は、およそ15~20㎡で畳数に換算すると9.5畳から12.5畳になります。
そして、1kと比較してワンルームは、部屋とキッチンに仕切りがなく同じスペースに配置されているため、居住空間が狭く感じます。
特に、家具や家電、ベットなどをさらに置くと、より狭く感じるでしょう。
内見した時に部屋が広く感じたとしても、それは家具などを配置していない状態で見ているからであって、実際に住んだ時は内見時よりも狭くなります。
ある程度、居住スペースを確保した人は、ワンルームの間取りを選ぶのはやめたほうがいいです。
冬は隙間風が入りやすく寒い
玄関の扉にポストがついている場合、冬の間は隙間風が入ることが多く、部屋の中が寒くなりやすいです。
特にワンルームの場合は仕切りがないため、隙間風がダイレクトに部屋に入ってきてしまい、他の間取りよりも寒さを感じやすいです。
ポストの口にガムテープを貼るなど、外から隙間風が入ってこないように対策する必要があります。
収納スペースが狭い
ワンルームは家賃が安く住む反面、収納スペースやクローゼットが狭いケースがよくあります。
最悪、収納スペース自体がついていないことも多く、荷物が多めの場合は不便かもしれません。
荷物を多く抱えている人は、ワンルームに住むのをやめたほうがいいでしょう。
複数人で過ごしづらい
ワンルームは部屋とキッチンが分かれておらず、広さも9.5畳から12.5畳しかないため、複数人で生活するのには向いていません。
つまり、ワンルームは独身の方や一人暮らしの学生に向いている物件になります。
2人以上で生活する場合は、ワンルームの間取りを選ぶのはやめたほうがいいです。
ワンルームの5つのメリット
ここでは、ワンルームのメリットを紹介します。
- 家賃が安い
- 掃除が短時間で終わる
- 室内を行き来しやすい
- 冷暖房がすぐに効きやすい
- 部屋が広く見えやすい
それでは、詳しく見ていきます。
家賃が安い
地域差はあるものの、ワンルームは他の間取りと比較して家賃が安いです。
具体例として東京都葛飾区の家賃相場を見てみましょう。
ワンルーム 5.61万円
https://www.homemate.co.jp/soba/pr-tokyo/13122/
1K 6.27万円
1DK 6.81万円
1LDK 9.65万円
2K 6.17万円
2DK 7.9万円
2LDK 13.2万円
上記の通りで、ワンルームの家賃は他の間取りよりも安いことが分かります。
できるだけ家賃を抑えたい人にとって、ワンルームを利用するメリットの1つと言えます。
掃除が短時間で終わる
ワンルームは他の間取りと比較して部屋の数が圧倒的に少ないので、掃除の手間を少なくできます。
部屋の数が多いと、掃除の時間や手間はその分多くなり、掃除機を運ぶのにも負担がかかります。
一方、ワンルームのように部屋の数が限られている場合、そのような手間や負担がなくなるので、掃除のしやすさもメリットと言えるでしょう。
室内を行き来しやすい
ワンルームは他の間取りのように仕切りが設けられていないため、部屋の行き来が非常にしやすいです。
仕切りがある場合、特に料理の持ち運びや掃除の時に不便に思うケースが多いと思います。
仕切りがあることで、家事動線に不満を感じることが多くなり、ストレスにつながる可能性が高まります。
自宅で少しでもストレスを軽減すると言う意味で、室内の往来のしやすさはワンルームのメリットです。
冷暖房がすぐに効きやすい
基本的に、冷暖房効率が高まる条件は以下の通り。
- シンプルな形状の部屋
- 部屋が大きすぎない
- 天井の高さが2.4~2.7メートル
- 窓が少ないか、断熱性の高い窓を使用
- 断熱性能が高い壁や窓
- 南向きの部屋
- 仕切りが少ない
ワンルームの場合、部屋があまり大きくなく、仕切りがないため、冷暖房は効きやすいです。
冷暖房効率が高いと、他の間取りよりも少ない電気で部屋を快適な温度にしてくれるので、電気代の節約にも有効になります。
部屋が広く見えやすい
ワンルームは部屋に仕切りが設置されていないため、部屋が広く見えやすいです。
仕切りの有無で実際の部屋の大きさは変わりませんが、専有面積が違うことで、圧迫感を感じずに過ごせます。
また、ワンルームの場合、仕切りがないことで戸締まりの確認もしやすくなり、防犯対策を抜け漏れなく行うことができるのも大きなメリットです。
ワンルームをやめたほうがいい人の3つの特徴
ここでは、ワンルームをやめたほうがいい人の特徴を紹介します。
- 部屋が狭いと感じる人
- 複数人で住む予定の人
- ユニットバスが苦手な人
それでは、詳しく見ていきます。
部屋が狭いと感じる人
ワンルームは数ある間取りの中でも一番狭いと言っても過言ではありません。
また、収納スペースや荷物置き場も狭いケースが多く、中にはそもそも収納スペースなどが存在しない場合もあります。
物件選びに際のある程度部屋の広さを確保したい人は、ワンルームに住むのはやめたほうがいいです。
複数人で住む予定の人
ワンルームはどちらかというと単身世帯におすすめの間取りになります。
一方、お子様がいる家庭や複数人で住む方は、ワンルームはやめたほうがいいです。
複数人で住む場合は、最低でも1LDKは欲しいところです。
ユニットバスが苦手な人
ワンルームは、バス(浴室)とトイレが同じ場所に備え付けられていることが多いです。
理由としては、ワンルームは部屋の数やスペースが限られており、少しでもスペースを確保するためにユニットバスを採用しています。
ユニットバスの有無は多くの人が物件選びの条件に挙げていることが多く、気になる人も多いはず。
ユニットバスが苦手な人は、「ユニットバスではないワンルームを探す」か「ワンルーム以外を選ぶ」の二択になります。
ワンルームでユニットバスではない物件は数があまり多くないだけに、ユニットバスが苦手な人はワンルームを選ぶのはやめたほうがいいでしょう。
ワンルームが向いている人の4つの特徴
ここでは、ワンルームが向いている人の特徴を紹介します。
- とにかく家賃にお金をかけたくない人
- ユニットバスでも問題ない人
- 自炊をあまりしない人
- 一人暮らしの人
それでは、詳しく見ていきます。
とにかく家賃にお金をかけたくない人
再度、東京都葛飾区の間取り別の家賃相場を見てみましょう。
ワンルーム 5.61万円
https://www.homemate.co.jp/soba/pr-tokyo/13122/
1K 6.27万円
1DK 6.81万円
1LDK 9.65万円
2K 6.17万円
2DK 7.9万円
2LDK 13.2万円
数ある間取りの中でも、ワンルームの方が家賃相場が安いことが分かります。
金銭的に余裕がなく、できるだけ家賃を抑えたい人はワンルームが向いているでしょう。
ユニットバスでも問題ない人
ワンルームは部屋の数やスペースが限られているため、バスとトイレが別ではないケースが多いです。
ワンルームでユニットバスではない部屋も存在しますが、数は少なく、家賃もユニットバスのワンルームと比較して高くなります。
ワンルームを選ぶのであれば、ユニットバスでも問題ない人の方がストレスフリーで過ごせる可能性が高いため、自分がどちらなのか見極める必要があります。
ユニットバスは好き嫌いが異なるので、ワンルームに限らず物件を選ぶ上でとても重要なポイントです。
自炊をあまりしない人
ワンルームは1kのようにキッチンと部屋の間に仕切りが設けられていません。
仕切りがないことで、料理の匂いや煙が部屋の中に充満しやすく、衣類や壁などにしみや匂いがつきやすくなります。
このような理由からワンルームは料理に向いていない部屋と言え、自炊をあまりしない人におすすめです。
一人暮らしの人
先ほども書いたように、ワンルームは部屋の数やスペースが限られていることから、一人暮らしの方に向いています。
特に、自炊をあまりしなく荷物が少ない一人暮らしの方におすすめの間取りです。
一人暮らしを検討している方は、ワンルームを選択肢の1つにいえるといいでしょう。
ワンルームの4つの選び方とコツ
ここでは、ワンルームの選び方とコツを紹介します。
- いびつな間取り選ばない
- 自炊ができる物件を選ぶ
- 家電や家具を配置することを想定して選ぶ
- 玄関から部屋の中が丸見えではない物件を選ぶ
それでは、詳しく見ていきます。
いびつな間取り選ばない
ワンルームを選ぶ際は、台形などといったいびつな間取りを選ぶのはやめたほうがいいです。
ワンルームを選ぶのであれば、長方形や正方形といった部屋の形が最適になります。
理由としては、いびつな部屋の形の場合、レイアウトが難しかったりデッドスペースが生まれるためです。
ワンルーム探しに置いて、部屋の形はマストで確認する必要があります。
自炊ができる物件を選ぶ
ワンルームは、基本的に1kのように仕切りがないので、自炊には向いていません。
ただ、以下のような条件であれば、ワンルームであっても自炊に最適な部屋と言えます。
- コンロの数が多い
- まな板を置くスペースが広い
- キッチンがそこまで狭くない
あなたが仮に自炊中心で生活していくのであれば、上記3つを念頭にワンルームを探すのがいいです。
家電や家具を配置することを想定して選ぶ
内見の段階では、家具や家電などを置いていないため、思ったよりも部屋が広く感じることが多いです。
ただ、実際にその部屋で過ごすとなると、生活に必要なものをどんどん置くことになります。
その際、内見の時よりも狭く感じるケースが多々あり、「こんなはずじゃなかった」となりかねないです。
このようなことを防ぐには、内見の時に家具や家電の配置やレイアウトを想像しながらチェックすることが重要です。
玄関から部屋の中が丸見えではない物件を選ぶ
ワンルームは玄関の扉が部屋の中が見えやすく、プライバシーを大事にしたい人には注意しないといけないポイントになります。
そのため、物件選びの際は玄関から部屋の中が丸見えではないかどうかを確認するといいです。
また、自分で仕切りを設けて見えないようにするという方法もあるので、この方法で改善できないかどうかの観点で見るのもありです。
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まとめ:ワンルームをやめたほうがいいかどうかは自分次第
本記事では、「ワンルームをやめたほうがいいと言われる理由」について紹介しました。
「玄関から部屋が見える」「料理の匂いが充満する」「ユニットバスが多い」などの理由から、「ワンルームはやめたほうがいい」という声が多いです。
ワンルームをやめたほうがいいかどうかを判断する上で、以下の点が重要です。
- 部屋が狭いと感じるかどうか
- 複数人で住む予定かどうか
- ユニットバスが苦手かどうか
上記3つをしっかりと頭の中に入れて、ワンルームをやめたほうがいいかどうかを判断します。
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